二日目も8時半に集合。
まずは腹ごしらえをしに街に出ます。「チームまご」は一日目とは違うお店で朝ごはんにチャレンジ!
大樹は今日もタイ米の上に何やら辛そうな具材を乗せたご飯を食べてたけど、オヤジは麺類に挑戦!
麺は粉っぽくて、お出しは独特の香草が効いたタイ風のものだったが、辛くもなくなかなか美味しかったです。
このミンチは美味しかったですが、ネズミ色の肉団子の様な、つくねの様なものが何か分からなかった。。
お腹も膨れて、1日目にお気に入りになったお菓子屋さんの作り立てワッフルを補給食に買って、主力メンバーが食事をしている店に行ってスタートを待った。
意外とステムが長く、下向きの角度にセットされていた。遠くて低いポジション?
あたりまえだが今日も暑い!待っているだけでジリジリと腕が焼けてくる。
今日のコースは山に行くみたいで、走りだして十数キロで登りに入ると説明された。それも激坂だそうだ・・・。
てっ、ことはすぐに一人旅になるってこと?
まあ、いいや!レッツゴー!ってことで「チームまご」にとって二日目がスタート!
乾燥した毛のストレートウェット
あ〜、もうすぐ峠かなぁ。。。などとブルーになりながら後ろで走っていると、なんとオヤジの前輪がパンク!
まあ、1日目も走っていてパンクしないのが不思議なくらいタイの道端は砂利が浮いているんだけど・・・。
みんな止まってくれたが、皆さんのトレーニングを邪魔しちゃあ悪いので「先に行ってください。」と先に行ってもらう。
ミヤマル君は残ってくれて、一緒に走ることになった。大樹はなんの遠慮もなく、皆さんと一緒に行ってしまった・・・。
パンク修理を終えて、ミヤマル君と二人で前を追う。てっ言うか、オヤジは調子が悪いので殆ど引いてもらいながら走った。
途中から中川さんがモーターバイクで横に付いてくれてしばらく走ったが、「この先を25キロほど行くとY字路になるからそれを左に行ってください、それから85キロ地点ぐらいでT字路になるからそこでまた会えるでしょう」と言って一人右折してなにやら坂を上って行った・・・。
そんないい加減な道案内で大丈夫なのかぁ?ここから85キロぐらい走れってことはすでに15キロは走っているから100キロほど走れということかぁ・・・。
まあ、とにかく行くしかないでしょう!と二人で先頭交代しながらタイの田舎道を進む。
十数キロ進むと登りが始まった。
それほどキツクはないがタラタラと続く登り、どうやら丘陵地帯のようだ。下っては登りを繰り返し、結局このアップダウンが果てしなく続くことになった・・・。もちろん信号もなにもない。。時々村を通過するぐらいだ。
ここで、iは私のポーチの白籐の椅子を見つけることができます
まさかと思うような直登出来ない激坂も出てくる・・・。
大阪でいうと河内長野のグリーンロードや広域農道をもっと激しくした感じか・・・。
オヤジ二人はどこまで続くか分からない丘の上の道を太陽に照らされながらひたすら進む。。
25キロほど進んだところで中川さんが言ってたとおりY字路になりそれを左に進んだ。
途中、ダブルボトルの水がなくなったので、やむなく途中の村で水を買ってボトルに入れた。
疲れ切ったオヤジ二人にもはや協調する気持ちなどない・・。お互い見えなくなろうがひたすらマイペースで走る・・・。
見えないくらい前を走っていたミヤマル君が途中、力尽きたのかペースが落ちた。追い抜いてブッチギったつもりが、また追いつかれた。。
そんなことを繰り返しながらアホなオヤジ二人はアップダウンを繰り返し、ようやく下り基調となりフラットな村の中をガンガン回してミヤマル君をブッチギる!と、先に川が見えてきた!
てっ、ことは向こう岸はラオスってことかぁ〜!!国境まで来てしまったぜぇ!!
と思っていると、またミヤマル君に抜かれた・・・。もう脚も残ってません・・。
どのようにぼろぼろのシックな塗装に
しばらく川沿いの緩やかなアップダウンを走り、川沿いから外れて小さな村に入ると中川さんが言っていたT字路についた。
角にあった商店に入り、ジュースやらアイスキャンディやらをたらふく飲んで食べる。。
しかし、だれもいない・・・。大樹も全然いないところをみるとみんなに付いて行っているのか?
いや、そんなことはありえない。。大樹に限らず、このアップダウンでは絶対バラケテいるはずだ・・・。
店の女の子に「バイシクルチームがここに来なかったか?」とつたない英語で聞くと30分ほど前に来ていたようだ。
中川さんと電話が通じると、途中200キロ組とショートカット組に分かれて、トップチームがもうすぐもう一度ここに来るということだったが、新城選手や福島選手を待ってもどうせ千切られるだけだから、二人で帰ることにした。
T字路を左にまっすぐ行けば、宿まで帰れるとのこと。
ほんと、タイはおおざっぱだ!!
まっすぐはいいけど、何キロぐらいかも分かんないし精神的にキツイ!ミヤマル君が持っていたガーミンに地図はないけどログが出ていたので、スタート地点までの位置関係と大体の距離が分かって助かった。
それによると60キロぐらいで帰れそうだ。。
来た道を帰れと言われたらホント、キレそうだったぜ・・・。
フラット基調なほとんど真っ直ぐな道をオヤジ二人は、またまた協調することもなく、ひたすらマイペースで帰ったのでした。。
宿にたどり着くと、すでに大樹が帰っていた。
様子を聞くと、どうやらオヤジ二人とは違う道を行ったようで、20%を超えるような激坂をもちろん途中下りも入るが10キロほど走ったそうで「プロでも蛇行してたでぇ〜」と楽しそうに話していた。
あ〜、あの時パンクして良かったぁ・・・。
その後、ピークで「このまま行くと僕たちと一緒に200キロ行っちゃうよ」と新城選手に言われ、宮澤選手から「中学生は80キロまでや」と言われて、一人言われた道を帰ってきて、総距離100キロほど乗ったようだ。
あいつホンマよう一人でこんなタイの田舎を帰って来るなぁ・・・。
首長族とかに襲われたらどうすんねん・・・。
オヤジが中学生のころやったらそんなこと言われたら泣いてるわぁ・・・。
つづく。。。
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