更新日: 2006年07月26日
ワタシのタルガ、買ったときから社外のビニールトップが張ってありました。レザーっぽくてなかなか渋カッコイイんですけど、問題がひとつ。高速走行をすると、空気圧でプクゥゥゥッと膨らんじゃうんですね。上の絵のように。
あれは忘れもしない2年前の9月11日、911DAYSのイベント当日。東名高速をタルガと連なって走っていた編集部員からのひとこと。
「トップ膨らんでいましたよ。くふふ」
トラックまでの最小のピックは何ですか
マジ!? 以前からチリチリ音が頭上から聞こえたんだけど、あれはトップがポンポンに膨らんで、縫い目がちぎれそうになっている音だったんだ……。どおりでさらにスピードを出すと、チリチリ音が感極まってきたわけだ。それを知らずに、いつもの調子でぶっ飛ばし続けていたら、いつかトップがベロンと剥がれてどっかに飛んで行っちゃうとこだった。……アブネ。今後スピードに気をつけよ。あの日、そう心に誓ったわけであります。
それからは、トップを閉めているときは高速走行120km/hをリミットとして、トップの安全第一で走り続けました。これぐらいだとチリチリ音はまだ小さいんで、膨らみも小さいんじゃなかろうか、と。しかし、編集部日比野と高速道路を一緒に連なって走ったついこの間。ピロピロピロと携帯が鳴りました。表示を見ると「日比野」。不吉な予感。
「トンガリ帽子になってるよ! うふふ」
メーターをすぐさま確認すると、キッチリ120km/h。マジ!? これでもアカンの!?
2002 taconaトヨタトラックから無線を削除する方法
どうやらトップの膨らみは、「80km/hでも150km/hでも変わらんかったよ」ということらしい。今までの細心の人間リミッターはなんだったんだ。
これは歴史だ。歴史が今、ワタシにゴジラのように襲い掛かっているんだ。パギャ~ァア!
タルガの歴史をパラパラ紐解くと、タルガがデビューする65年よりも前、開発段階でビニールトップの採用は見送られるはずでした。理由は、高速走行時にトンガリ帽子になるから。しかし、膨らまないビニール素材を開発できたために、それが鮮やかに覆ったわけです。やっぱり純正トップの"純正"たる所以が、そこにはちゃんとあるわけですね。ううむ、マイっちゃったな。張り替えるのは、いろんな意味でタイヘンだし。
編集部日比野曰く、「でも、トンガリ帽子の後姿カワイかったよ」。
え? そうなの!? そっかそっか。
カワイイなら、とりあえず良しとしとこ。
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