正直なところ我が家の場合、
シュラフマットはそれほど重要なアイテムではありません。
と言うのは、キャンプに行く時はまず間違いなく車で出かけますので安価な銀マットを何枚も持って行き、
テントの床面には2重か3重に敷いているのです。
その為よほどの不整地で無い限り(普通のキャンプ場ならほとんどの場合)
シュラフマットが無くても地面の凸凹はさほど気にならないのです。
そうは言っても何があるかわからないのがアウトドアですし、
無いより有った方が快適に眠れるのは間違いないですので一応装備してはおります。
まずはじめは王道ですね。
サーマレストのマットです。
これは私がバイクで日本一周~その後の旅で使用していた物で、
既に使用歴20年を超えていると思いますが、
今までのところ一度のパンクも無く快適に使用しております。
さすがに内部のウレタンの復元力が最近はイマイチで
使用時にはインフレータブルマットとは言え若干の空気を吹き込んでやったほうが快適な厚さになります。
保管時には丸めずに広げておけば良かったのだと思いますが、
狭い家に住んでおりますので広げたままなんて置いておける訳も無く・・・仕方がありません。TT
何しろ古い物なのでこのモデルはとっくの昔に廃盤。^^;
カタログやネットで見ると最近のサーマレストは昔にも増して良さそうですね。
↑これなんて厚さ9cm!幅76cm!
キャンプでココまで必要かどうかは別としてですが、これは寝心地良さそうです。
少なくとも私が家で寝ているせんべい布団よりは絶対に!
まぁ実際にキャンプで使用するなら
この辺りのモデルで十分すぎるほど快適だとは思いますが。
最近は様々なメーカーからインフレータブルマットが発売されていますが、
ノーブランドの怪しげなメーカーの物では側生地が薄くてすぐにパンクすると言う話も聞きます。
購入時には注意したほうが良いと思います。
そしてもう一枚のマットはロゴスの物ですが、
こちらも古くて品番や値段などはわかりません。(当然廃盤になっている模様です)
ただのウレタンマットが畳めるようになっているだけの、何の変哲も無いマットです。
テントマット無しでこれ一枚だけではちょっと辛いでしょうね・・・と言う寝心地です。
以上2枚が我が家のシュラフマットですが、我が家は4人家族。
シュラフマットは2枚だけ。
冒頭に書いたようにテントマットを重ね敷きしているので、
シュラフマットは無くても良いと言えば良いのですが・・・
誰がシュラフマットを使用しているかはご想像にお任せします。
(家庭内の力関係による?^^;)
わが家のキャンプ道具の紹介
おすすめテント はじめに
ここでは私「あお」がオススメするファミリーテントを紹介します。
「おすすめ 小型テント」では5人用程度までのテントで、タープやスクリーンを兼ねた大型前室付きでない物を紹介しました。
このコーナーでは逆にそうした大型前室付き(スクリーン一体型)の物や、その他大人数向けに作られたテントの中から私のオススメを紹介したいと思います。
このクラスになると金額もそれなりに高価になってきますから、ある程度の経験をお持ちの方が買われる事が多いのかな?という気がします。
私のような者がおすすめすると言うのも差し出がましい感じもいたしますが、私なりのオススメと言うことでご勘弁願います。m(._.)m
さて高価になるのであればやはりしっかりした物を末永く使いたいものですよね。
また、ファミリーユースと言うことですから登山用テントのように「一人分のスペースは寝るだけギリギリ」と言うのも狭くていけません。
そこでこのコーナーでは最低限以下の条件を満たした物と言うことでご紹介したいと思います。
①ポールは基本的にアルミ(ジュラルミン)製がメインであること
②フライシートの耐水圧は1500mm以上であること
➂フライシートは地面近くまであること(腰高までの物は除外:ただしフロアシートがフライシート下端より上まで立ち上がっていればOK)
④フロアシートの材質はPEシートでないこと
⑤前後または2方向に出入り口を備えていること
⑥天井高は150cm以上を確保していること
どうでしょう?そんなに厳しい基準ではないと思うのですが・・・
おすすめテント ~5人用
5人用以下で大型前室を装備していないテントについては「おすすめ 小型テント」をご覧下さい。
AO'sイチオシ!
オガワキャンパル ティエラ5-EX
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このクラスはやっぱりキングオブファミリーテント!「オガワキャンパル ティエラ5-EX」が最高です。
価格もキング級ですが装備などを見ればそれも納得。
特にフロアシートの耐水圧は10,000mmと通常のキャンプ使用ならほぼ完全防水と言ってもいいのではないでしょうか。
それ以外にもベンチレーションや多くの出入り口(フライ)、そして天井にはライナーシート装備など機能面も非常に素晴らしい。
また、多彩なオプションも魅力で例えばティエラ5-アネックス(オプションテント)を接続すればティエラ-EX自体はスクリーンテントとして使用可能。
スクリーンテント(オガワではシェルターと呼ぶ)「ファーロ」と接続することも可能で、そうなると広大なリビングスペースが出現します。
その他にもリビング空間を靴を脱いで使用するためのリビングシートやグランドマットなど・・・
価格はキング級と書きましたがこのテントさえあれば、少なくとも当分の間はテントと別にスクリーンを買う必要性を感じないでしょうから意外と高い買物ではないかもしれません。
この先も永くキャンプするのであればこのテントがオススメであるのは絶対です!(力説!私も今買うならこれ買いたい!)
なお、ティエラ5にはこの「EX」と「ST」があり、この「EX」は「ST」をベースに「生地・フレームをスペックアップし、換気機能もさらに向上させたエクセレントモデル」であります。
「ST」だってそれは素晴らしいモデルなのですが、どうせオススメするなら最高の物を!と言うことで「EX」を紹介しました。(あ~~~欲しいよ~~~o(゙ε゙)o)
スノーピーク ランドロック
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いきなりかなり高テンションで力説してしまいましたが、そんなティエラ5と実売価格はほぼ同じテントがこちらスノーピークのランドロックです。
価格がほぼ同じなだけにどうしても比べてしまうのですが、まずはフレーム構造の違いが目に付きます。
ティエラは普通のドーム型テントのように四隅からバッテン+1本のメインフレーム。そして両側(出入り口方向)に斜めに入ったポールで強度を出しています。
ランドロックはテント両端(出入り口部)でポールを交差させて強度を出し、それを屋根稜線部分のポールで結び、稜線部のポールは地面から延びたセンターのポールで支えています。(ちょっと判りずらいので写真を参照してください)
どちらが良いと言うことではないと思いますが、設計者の考え方の違いがわかる様で面白いと思います。
サイズ的には大きなティエラよりさらにひと回り大きく、このくらい大きくなると区画割りされたテントサイトで狭目の所だと設営できないなんて事はないのか?と思ってしまいます。
この大きさを問題としないような広いキャンプ場でならとても広くてゆったりでしょう。ただ、はたから見るとちょっと威圧感さえ感じるのですが・・・
5人用超のテントについて
残念ながら5人用を超えるテントでファミリーキャンプ用としてオススメできる物は未だかつて見たことがありません。
いえ、6人用とか7人用、大きな物では10人用とかのテントもあるんですが、そのほとんどが登山のベースキャンプ用だったり、または日本と違って雨のあまり降らない外国の製品だったりするものですから、
ファミリーキャンプ用として(少なくとも私の目から見ると)オススメできる物ではないんです。
例としてあげるならダンロップのVシリーズには8人用がありますが、これは山岳用のため全高が低く(山特有の強風対策)、また8人用とは言う物の一人分スペースの幅は45cmで計算された物です。
ネットなどではアメリカ コールマン社製の大型テント(以前日本のコールマン社でも販売していたパレスドームに似たもの:現在日本ではカタログから消えています)を見かける事もありますが、写真で見る限りフライシートは腰高までで雨の多い日本の気候に適しているとは思えません。
唯一ファミリー向けとして大型テントを見つけたのが日本のコールマン社製マックスワイドドーム360と言う製品。
しかしこれもFRPポール使用のようですからこの大きさで強風に見舞われた際にはどうなることやら非常に不安です。そんな不安を自ら証明するかのようにジュラルミンポール仕様で強度的に勝るはずのウェザーマスターシリーズにはこのテントはラインナップされていません。やはりサイズ的に無理があるのではないでしょうか。
そんなわけでオススメなし!・・・で終わりでは申し訳ないのでこんな提案はいかがでしょう。
4~5人用程度のテントでスクリーンテントと連結できるテントという物は多く発売されています。
こうしたテントとスクリーンを連結活用することで多人数にも適応できるテントを作ることができます。
例えばこうです。
いずれもオガワキャンパルの製品ですが、スクリーンテント(オガワではシェルターと呼びますが)ラナまたはファーロを真ん中に挟んで両側にドームテントのピスタやヴェルタを接続。